夏イワナ 浮いて 谷の風青く 2013年8月5日

2013年の夏は楽しみにしていた裏磐梯の谷へ入り、イワナ三昧で楽しめました。
数日来、こちらの天気は曇り時々雨で増水気味。
第一日目は昼過ぎから某谷の源流行となりました。

同行者は地元でペンションオーナーのふうらいぼうさん、クマ撃退スプレーを腰に下げ、クマ鈴をりんりん響かせながら、「熊注意」の立て札横の林道を登って行きました。

樹木が覆い被さり、勾配のある谷に降りてスタート。
直後から元気よくネイティブイワナが挨拶に来てくれますが、私のフライにはなかなか乗ってくれません^_^;

枝に引っ掛けるトラブルに悪戦苦闘する間、先を譲るとふうらいぼうさんはロングリーダー、ロングティペットを操りビシバシとイワナを釣っていきます。途中、地元のルアーマン氏が合流し3人で釣り上がりとなりました。彼もミノーでイワナを釣っていきます。

いいポイント連続の谷で活性も充分だけに、焦る あせるぅ!
30分経過位でやっと1尾目をランディングして撮影。
ちょっとおチビちゃんでした。

少しづつこの谷でのキャスティングにも慣れて来た頃、落ち込みの白泡がきれる辺りで大物が浮上…、クッソ〜見切られました。
その後も出るのですが、どうしても乗りませんorz

退渓の時間が近くなり、このポイントで何としても掛けたいと慎重に投げ入れた「落ち込み横の暗い巻き返し」で待つ…、1秒 2秒 3秒、出た!
今度はしっかりフッキング。

バラしてばかりでしたが、ようやく綺麗な七寸イワナ。

初日はこれまで。
3人でクマ鈴をリンリン鳴らしながら薄暗くなりつつある谷を下りました。

お宿風来坊に戻り入浴、そしてお楽しみエビス生ビールと夕食。

もうたまりませんね!

食後は、生ビールのおかわり、焼酎などぐいぐい。

気持ちいい、最高!

【朝まづめ・夕まづめ】

未明の高速道をかっ飛んでフィールドへ向かい、白々と明けて来るのに焦りながら身支度をして水辺へ、そして竿をかついで上へ下へ。夕まづめのゴールデンタイムが終わると、辺りに静寂が戻りふっと我に返る。そして、ああ今日も楽しかった…。

 と、いきたいものだが近年体力の衰え甚だしく、かつての夜討ち朝駆けの遠征は少々つらい。陽が高くなっての入渓もしょっちゅうだ。でもここはちょっと気分良く「朝まづめ・夕まづめ」と表題しスローペースでマイ釣行録を楽しみたい。

朝まづめ 夕まづめ
Photobook朝まづめ 夕まづめ 養沢編