2010年3月22日

ユスリカ
今回の主役、ユスリカ

2010年の初釣行は忍野にした。
3月22日は解禁の一週間後で、支度もスロースタート。
9時に到着、気温5℃で久しぶりの青天。
駐車場のすみに雪が見られるものの、川辺に雪は無く、冬枯れの葦が広がる風景。
富士急ホテル前下流付近から川に降りた。

ユスリカがちらほら見られ、対岸近くにはライズリングもぽつぽつと。
・ユスリカ・ピューパ#24をチョイス。
・リーダーはAKRONハイビズ12ftにティペット7X。


アップクロス気味に数回キャスト後、1尾目はゆっくりと水面に浮上して喰ってきた。ニジマスだ。
フックを外す際にインジケーターのCDCが擦り切れて無くなったが、そのまま続行。

2尾目もその数m下流の水面直下で、やはりニジマス。


…時刻は10時半を過ぎてきた。…

気温は次第に上昇し、ユスリカのハッチ量も増加。
さらにコカゲロウ(ブルーウイングダークオリーブ)が断続的にハッチ。
対岸際のライズも頻度が上がってきた。
ここでフライを交換、ユスリカ・ピューパ#22にサイズを上げた。
そして2尾ヒット(1尾はばらした)。

場所を上流へ移動、流速のある2本の流れ込みの向こうに#22を送り込むといきなりヒット。31cmのひれピンニジマス。

 

昼食後、夕方まではユスリカ以外で試すも、散々な結果となった。

また、夕方は気温も急降下で、早めの納竿とした。

 

今回のテーマと検証。
・ライズを釣る→ミッジ(ユスリカ・ピューパ)以外は反応が少ない。
・ハイビズの効果を確認する→よく見え、アタリがとりやすい。

午前中で、十分な満足を得た。

 

解禁直後のフィールド

▽ 2010年初釣果となったニジマス

ニジマス_忍野堰堤上流

▽ 富士急ホテル前、ニジマス31cm。ひれピンで美しい!

ニジマス31cm

早春の定番…ユスリカ・ピューパ

ユスリカ・ピューパ#22

ニジマス31cmを釣ったユスリカ・ピューパ。#24,#22の3本で4尾釣る。

インジケーターのCDCナチュラルはあっても無くても効果は同じであった。

・フック…TMC100

・ボディー…ストリップド・ピーコック

・ソラックス…ヘアーズイヤー

・インジケーター…CDCナチュラル

【朝まづめ・夕まづめ】

未明の高速道をかっ飛んでフィールドへ向かい、白々と明けて来るのに焦りながら身支度をして水辺へ、そして竿をかついで上へ下へ。夕まづめのゴールデンタイムが終わると、辺りに静寂が戻りふっと我に返る。そして、ああ今日も楽しかった…。

 と、いきたいものだが近年体力の衰え甚だしく、かつての夜討ち朝駆けの遠征は少々つらい。陽が高くなっての入渓もしょっちゅうだ。でもここはちょっと気分良く「朝まづめ・夕まづめ」と表題しスローペースでマイ釣行録を楽しみたい。

朝まづめ 夕まづめ
Photobook朝まづめ 夕まづめ 養沢編